2020年8月21日

テーブル塗装修理(前編)

「突板(つきいた)」「無垢材(むくざい)」という言葉をお聞きになったことがある方もいらっしゃると思います。
天板の仕上げによって修理方法が異なります。
今回はテーブル塗装修理(前編)として、突板でつくられたテーブル修理の下準備をご紹介いたします。

突板、無垢材の違いについては下記URLのコラムをご覧ください。
https://webshop.maruni.com/fs/maruni/c/stories_Vol29

突板は水分がかかったまま放置してしまうと、心材から突板が浮き上がり、テーブルの表面が凸凹になってしまうことがあります。

そこで、浮き上がってしまった部分にカッターで切れ目を入れ、隙間から接着剤を注入し、アイロンで熱を加えながら平らにします。
一見すると、余計にひどく目立ってしまったように思われますが、浮き上がりがなくなり、表面が平滑になります。

今回お預かりしたテーブルは、浮きだけでなく縁の突板が欠けてしまっていたため、欠けてしまった部分に突板をつぎ足します。

下準備が完了したテーブルは研磨、塗装を施していきます。
続きは、次回のテーブル塗装修理(後編)をご覧ください。

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