家具のリフォームブログ
把手の交換方法
マルニ木工ではチェストの把手の汚れ、破損した時のために部品を販売しております。
部品の種類については下記をご覧ください。
https://www.maruni.com/jp/qa/post-19449.html
基本的にはお客様に部品をお送りし、お客様ご自身で交換をお願いしております。
しかしながら、古いタイプと、新しいタイプで把手の取付方法が異なるものもあるため、戸惑われてしまうお客様もいらっしゃるかもしれません。
そこで、今回はマルニカン(大)という部品を例に交換方法をご説明いたします。
①把手の留め方の違い
現行品は、ビスタイプになります。
ナットタイプの把手をお使いの方が現行品のビスタイプへ変更される際の手順をご説明いたします。
②キャップ取り外し
把手の裏側をご覧いただくと、ナットをカバーするキャップが付いています。
キャップと板の隙間にカッターなどを差し込んでいただき、取り外します。
※このキャップはビスタイプでは使いませんので、破損してしまっても問題ありません。
③ナットの取り外し
キャップを外すとナットが見えます。ナットをペンチでつまんで回していただくと、ナットが外れます。
※ラジオペンチのような先が細いペンチの方がつまみやすいです。
※もしつまめない場合は、黒い樹脂パーツ部分をカッターで切り取るとつまめます。
④ビス穴の拡張
ビス穴が小さく、お送りしたビスが穴に入らないことがあります。その時は部品を取り付ける前にビスのみをビス穴に当て、少し強めにビスを回していくと、穴が広がり、ビスが入ります。
※裏からビスをもむのではなく、表からビスを入れると作業がしやすく、きれいに穴が広がります。
⑤部品取り付け
ビスを部品で固定すれば完成です。
部品が新しくなると、家具全体が新しくなったような印象を与えます。
新しい年を迎える前に部品の状態を見直してみてはいかがでしょうか。