家具のリフォームブログ
リフォーム専門 マルニファニシングの工場ご紹介「塗装建屋」
以前、弊社修理工場の「張り建屋」を2回に分けてご紹介しました。
「張り作業建屋1階」
https://www.maruni.com/jp/blog/post-36246.html
「張り作業建屋2階」
https://www.maruni.com/jp/blog/post-37388.html
今回は「塗装建屋」をご紹介いたします。
01:剥がし場
剥がし場では家具の形状に合わせて様々な工具を使い、古い塗装を剥がしていきます。
02:コンプレッサー
工場で使用している工具を良く見ると、工具のコードはコンセントに差し込まれておらず、鉄管に繋がれています。
鉄管を追っていくと、外にあるこの機械に繋がっていました。
これはコンプレッサーという機械です。コンプレッサーとは空気を圧縮して出力に替える機械のことで、修理工場内で動力が必要な工具はすべてこのコンプレッサーに繋がっています。
03:塗装場
研磨作業スペースでは木くずが舞っていますが、反対に塗装場では空気中のチリやゴミは厳禁です。
下塗り場から乾燥室までは外に出すことなく繋がっており、ゴミなどが付着しないようなレイアウトになっています。
上塗り場は最後の仕上げの部分で、特にゴミなどが入り込まないよう徹底されています(上塗り場に入る際には服を着替えます)。
塗装に使用するスプレーガンです。引き金を引くと塗料が出ますが、出る塗料の量が一定でないと色ムラが生じてしまうため、バルブでコンプレッサーの出力を調整できるようになっています。
04:おまけ
工場スタッフの皆が通る廊下には、各スタッフからの業務改善提案が貼られており、その進捗状況が見られるようになっています。効率化することで、質を落とさず、お客様の元に早く家具をお届けできるよう日々努力しています。
弊社修理工場の強みの一つは、塗装場と張り作業場が同じ場所にあることです。
お客様から張替えだけのご依頼をいただいた場合でも、木部の状態が悪ければ木部塗装を検討したり対応が可能なため、幅広いご提案をすることが可能です。
お客様からご依頼いただいた箇所だけではなく、今後さらに長くご利用いただくためのご提案と修理を心がけています。