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納入事例:BAR FUJIYA(亀有・バー)

2023年4月11日に亀有にオープンしたBAR FUJIYA。亀有ゆうろーど商店街の入口すぐの場所にあります。オーナーの藤木さんと、設計を担当されたstudio sima 島田さんにお話を伺いました。

初代「富士屋洋品店」、二代目「Boutique FUJIYA」、三代目「BAR FUJIYA」と初代から引き継いだ”富士屋”。当時は周りに何もなく、昔は富士山が見えたようです。「知らない人がここで商売をするのは寂しい、服屋でなくても継いでほしい」という2代目の母親の想いが、お店をつくるきっかけになったそうです。

ずっと亀有に住んでいるという藤木さん。ご自分でお店を開くときは島田さんに設計をやってほしいと思っており、ようやく実現されたようです。
スナックや料理は、小学校の同級生がやっているご近所のイタリアンのお店のものを出されており、ユニフォームは、島田さんとも共通のご友人にアドバイスをもらい揃えたそうです。また、バーは夜のみの営業のため、閉めている昼間も商店街が賑やかになるようにと、ご友人にシャッターに富士山を描いてもらったとのこと。衣食住、それぞれがご友人の繋がりでつくられており、とても温かい場所でした。

初代「富士屋洋品店」、二代目「Boutique FUJIYA」

「三代、70年近くも同じ場所で、っていうのはなかなかないこと。全てをゼロにしてしまうのではなく、“タイムフュージョン”、何か歴史を融合させて積み重ねていきたいし、それを掻き切るような新しい場所づくりをしたいなと思ったんですよね」と島田さん。
お客様の滞在する時間を一番に考え、空間はあまり主張しないよう、ゲストの背景になるように。けれどその時間が特別になるようデザインをされたとのこと。

バーカウンターを囲む席には、LightwoodバースツールHighを選んでいただきました。
何時間もゆっくりしてもらうための”快適性”を備えながら、カウンターの後ろのスペースに少しでも広く動線が取れるコンパクトさ、引いた時の軽さ。そして本物の素材でヴィンテージになっていくこと。全てを兼ね備えたのがこのバースツールだったそうです。

テーブル席は、カウンターとはまた少し違う居心地の特別なエリアで、HIROSHIMAスツールHighを選んでいただきました。小さな背もたれがあり正面でも座りやすいけれど、足置きがリング状になっているためか、藤木さんに話しかけたい時は横向きにも違和感なく座りやすい、とのこと。椅子自体が回転しなくとも、色んな体勢で方向性を選ばない使い方ができるようです。

T&O バーテーブルは規格品はラウンドのみですが、別注にてスクエアでの製作も可能です。ご希望の際はご相談ください。

富士山のネオン管は内側に窓が付いていて、商店街を通る人たちがついつい中を覗き込んでしまうようです。外から見ると中が見えないのですが、中からは外から覗く人たちがしっかり見えています。
バーは何となく入りづらい気持ちになりがちですが、富士山マークで少しバリアを溶かし、ちょうど良い居心地の空間でした。

BAR FUJIYAのシグニチャーカクテルは、ジンにハーブやスパイスを漬け、シェイクして作ったジントニック。夜も暑いこの季節に、ひんやりと気持ちよさそうです。

亀有駅から徒歩3分、気兼ねなく、ふらっと立ち寄りたい場所です。

左:studio sima 島田さん、右:BAR FUJIYA オーナー 藤木さん

納品先 BAR FUJIYA
125-0061 東京都葛飾区亀有3-30-1
https://www.instagram.com/barfujiya/
営業時間 20:00-28:00
定休日 月曜日

設計 studio sima島田雄太
https://www.studio-sima.com/

 

納入商品

LightwoodバースツールHigh

バースツールHigh(張座)

Lightwood

HIROSHIMAスツールHigh

スツールHigh

HIROSHIMA

T&Oラウンドバーテーブル63

ラウンドバーテーブル63

T&O
※納入商品は別注仕様